11月9日久しぶりに電気商業組合の慰安会に行きました。
スカイツリー見学と屋形船を楽しむ会です。
スカイツリーは毎日のように側を通って見ていますが、登ったことはありません。どのようなものだろうとディズニーランドのアトラクションに臨むような心地でエレベーターに乗りました。あっという間に地上350mへ。
素晴らしい眺めです。東京はどこまでも都会です。そして美しい。目の前をゆったり横切る隅田川やそこここのビル群。彼方に続く山々と海。東京を360度ぐるりを見渡すことができます。下界はなんとなく見たことのあるような風景。そうです、Google Earthの世界です。
ところで、富士山は?と思いましたが、どこにもありません。見えないはずはないのですが・・・・・。
強烈な太陽の日差しが窓に差し掛かっており、山を直視するのが大変です。丹沢の山並みの向こうにあるはずなんですが、どうみても影も形もないのです。まぶしくて見えないのかなと諦めていたら段々陽が暮れてゆき、山に重なるように沈んだところに富士山の均整のとれた形が浮きびあがりました。山のシルエットと雲が輝いて大自然を感じます。
スカイビューを堪能したあと、隅田川の吾妻橋から屋形船で川面を楽しみます。日は暮れて両岸のビルのネオンが昼間とは違った美しさを展開しています。数多くの橋の下をくぐりながらお台場に向かいますが、この界隈は江戸の名残が随所に感じられます。天婦羅をはじめいろいろなお料理とお酒を頂きながら、船頭さんの興味深い話を伺い、お台場で停泊しました。
船の天井に上り夜風を受けます。この日は木枯らし1号が吹くという一番の寒い日で震えながらの見物でしたが周囲は素晴らしい夜景でした。闇に浮かぶレインボーブリッジの輝きと川面に浮かぶ数多くの屋形船。そしてどこからともなくやってくるカモメ達。
しばしの浮世を離れたひと時を楽しみました。