気を付けましょう お風呂のヒートショック

ヒートショックは急激な温度変化により血圧が急に上昇したり下降したりして体が不調になる事を言います。心臓や血管に異常がおきて突然死することもあります。

下図は室温10℃お湯41℃の場合の血圧の変化です。

ヒートショック

脱衣所で裸になると血圧は上がりお湯につかると最高潮に達し、その後急降下し、立つと更に下がり脱衣所に出ると急激に上がります。

【ヒートショックを防ぐには】

①浴室・脱衣所を暖めましょう。
入る前にシャワーでお湯張りをして室温を上げ、気温の差を減らしましょう。

②浴槽に入る前にかけ湯をしましょう。
手足など心臓から遠いところから順に5回程度ずつかけ湯をして体を慣らし、いきなり湯船に入らないようにしましょう。

③熱い湯は避けましょう。
お湯の温度が高い程、血栓を増大させる物質が多く分泌され、血栓を溶かす物質の分泌が減ります。
それは入浴後6時間は継続するので注意が必要です。

お風呂で亡くなる人の多くにヒートショックが関係していると言われています。特に冬は要注意です。

(参考 NHK今日の健康)