米麹で作る昔ながらの甘酒は、ノンアルコール、ノンシュガーで必須アミノ酸やビタミンB群、オリゴ糖などが豊富に含まれており、専門家もヨーグルトに勝るとも劣らないと太鼓判を押しています。麹菌は人間に必要な酵素を100種類以上持っており、その中の必須アミノ酸は筋肉や血管・脳などの細胞を作る上で必要不可欠で、老化を防ぐ働きも持っています。
甘酒の効果としては美肌や便秘・不眠の改善、疲労回復、老化防止、精神安定、免疫力アップなどがあると言われています。
甘酒を使った料理も有効で、鮭を甘酒に漬けたりハンバーグに練りこんだりすると甘酒の酵素の働きで旨みや甘みが増し素材の味を邪魔せずに味わいが深くなります。
【簡単!手作り甘酒】
〈材料〉
もち米(普通の米もOK) 0.5合、水 300ml、乾燥米麹70g、500mlの保温ポット(魔法瓶など)
〈作り方〉
米を洗って、炊飯器に米と水200mlを入れ30分程浸し、おかゆ機能で炊く。
炊き上がったら釜を取り出し、水100mlを足して65℃位に冷まし、米麹をよくほぐして加え、よく混ぜる(60℃位になる)。
保温ポットに熱湯を入れて温めておく。ポットの湯を捨て、温かいポットに作った麹を入れてふたを閉め、4時間位保温する。
ポットの温度が冷めてきているので、中身を鍋に移して1分程混ぜながら火にかけ、再びポットに入れて4時間保温する。
出来上がり!
保存は保存容器に入れて冷蔵庫で1週間。
冷凍はジッパー付き袋に入れて2か月です。
(NHKあさいち より)